排泄行為それは誰しもが避けて通る事の出来ない生理現象である。
そして、それは時に人生を左右する問題になりうる。
迫り来る尿意
こんな経験は無いだろうか?
映画館でコーラとポップコーンを購入、だいたい映画の予告タイムの間にほとんど無くなってしまう。映画館のドリンクは大きい、夏場はクーラーがガンガン効いているためとても冷える、、、
そしていよいよ物語終盤、ジワジワと襲ってくるものこそ〝尿意〟である。
ここからは自分との葛藤が始まる。
最悪の事態を避けるために席を立つか?しかしその場合、一番の見所を見逃してしまうかもしれない。というリスクがある。お金を払って見ているという事もあり、中々決断出来ない。
その間にもジワジワと迫り来る尿意、、、席を立つか?最後まで耐えるか、、、???
エンドロールは最後まで
私はほぼ〝最後まで耐える〟という選択をするのだが、この場合、オシッコがしたくてなかなか物語に集中できない!という問題がある。とても面白い映画であったとしても、〝面白い!早く終われ!〟という矛盾した状態になってしまう。
物語はクライマックス、また葛藤が始まる。
『ここまで来たら終幕は近い、、今トイレに行けば負けた事になる。我慢だ、、!』
という自分と、
『漏らしちゃったら人生最大の汚点になるぞ。つまらない意地を捨てて尿意を解放しろ。』
という自分との戦い、、ここまで来るともう何のために頑張っているのか分からなくなる。
そしてもはや映画どころでは無くなり早く終わってくれ!!!と強く祈る。
しかしこの場合、経験上なかなか映画が終わらない。クライマックスのシーンが終わり、後日談、、、ようやく終わりか、もう限界だぞ…
と思ったら、別の後日談に場面が変わる。
まだあんのかい!!!と1人ツッコミを入れる私。
ようやく画面がブラックアウトしてエンドロールが流れ始める…
しかしここで問題がある。
私は映画はエンドロールまで見る派、なのだ!!!
エンドロールまでが作品、エンディング曲を聞いたり、洋画であれば日本人スタッフを探したり。最後におまけがある場合もあり席を立てない。
ここまで来たら意地である。
何が何でも耐える!!!という強い意志でエンドロールをジッと見つめ、〝早く終われ!〟と神に祈る。
大作であればあるほどこの時間は長い。
そしてエンドロールが終わりパッと電気がつく。早くトイレにいきたいが、激しい動きをすれば漏らす可能性があり急ぎたくても急げない。
そして伝説へ…
耐えに耐え、ようやくたどり着いたトイレで一気に尿意を解放する。
ふと横を見るとホッとした顔が、映画館という空間で共に戦った戦友である。
そして私は思う
同志よ!と。
料理教室の事を書こうと思っていたのに何を書いているんだ俺は、、寝よう。
今日の一曲
学校のコワイうわさ 花子さんがきた!/ 花子さんがきた!
ほわほわほわほわ