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オーナーシェフの河瀬です。

2020.1.24〜YouTubeも個人の飲食店も分母の強さが大切〜

お疲れ様です。プティルッソのかわせです。

 

お店が忙しく、なかなか動画編集できません。しかし営業第一なのでYouTubeは空いた時間にやっていきます。

 

さて、最近YouTubeは有名人の参戦ラッシュですね。Gackt水嶋ヒロ、ヒロミ、ATSUSHI、本田翼、田村淳、ローラなどなど、スゲー面子がチャンネル作ってます。

 

再生回数、チャンネル登録数も凄まじく、立ち上げて速攻で10万越えなんてザラ。芸能人パワーすごい。

『これだけ有名人参戦してたら素人には太刀打ちできない。YouTube無理ゲーでしょ』

 

と思ったら大間違い!

 

YouTubeは奥深い。僕の考えではどれだけ有名人が参戦してこようと関係がないと思う。むしろYouTubeが盛り上がって見る人が増えれば、凡人にもチャンスが巡ってくる確率が上がる。

 

そもそも芸能人のチャンネルがなぜあんなに再生されるのか?といったら〝ファンが多いから〟だと思う。

 

最近YouTubeにチャンネルが出来たGacktさんのチャンネル〝がくちゃん〟は既にチャンネル登録20万人越え、初投稿の動画は138万回再生と凄まじい伸びです。

どうでもいいですが、僕の顔のサムネの真下にGacktの顔のサムネがあって〝Gacktと並んでる!すげー!〟と喜んでいました。

 

初っ端からこれだけの数字が出せるのはGacktさんに〝既存のファン〟が沢山いるからというのが大きいと思います。Gacktファンは動画を見るまでもなくチャンネル登録しただろうし、これから配信される動画はチェックする。ファンなので当然です。

 

ここで大切な事は〝既存のファン〟であることと僕は思います。

 

Gacktさん程ではないにしても、個人の小さなお店にはファンが絶対にいます。これは自惚れではなく、プティルッソにも絶対にファンがいます。その自信はあります。

 

なのでYouTubeは〝既存のファン〟にむけて発信するもの。と考えればやる価値があると思います。

 

YouTubeは集客ツールとして最強です。

さらにいったら新規顧客よりもリピーターを獲得する事に長けていると僕は感じている。

 

既存のファン、つまり一度お店に来てくれた事のあるお客さんで、動画まで見てくれる方は絶対にプティルッソのファンであります。

 

その方達をさらにプティルッソのファンにしてしまうような動画を作ればいいのです。

 

 

僕はお店を経営する上で、新規顧客はべつに気にしなくていい、既存のファンつまりリピーターを何よりも大切にするべきと強く思っています。

新規顧客には100%の力で、常連さまには120%の力でサービスする。

顔や名前を覚えてくれただけでもお客さんは嬉しい気持ちになります。他にも好きな料理や苦手な食材、記念日、好みのお酒や食べるスピード、前回何を召し上がったか?その時の反応や塩加減。この辺りをしっかりと抑えて〝いつもありがとうございます!〟という気持ちを伝える。

これをやっているお店は絶対良い店。リピーターは勝手に増えるし、新規のお客さんもやってきてリピーターとなる。

ちなみにプティルッソはリピーターが超多いことが僕の自慢です。

 

極端な話僕の店なら、毎日来店してくれる常連さんが20人いたら毎日満席です。

そんなのあり得ない!と思うかもしれませんが、毎日新規顧客20人、年間7300人に来店してもらう事よりもずっと現実的な話だと思います。

7300人の新規顧客よりも毎日来てくれる20人。この強い分母が超重要。

 

 

YouTubeのチャンネル運営もこれと全く同じではないでしょうか?

動画まで見てくれる既存のファンに向けて発信する。お客さんがリクエストしてくれたらそれに全力で応える。コメントは丁寧に返す。

リクエストに応えてもらったり、コメントが返ってくればお客さんは絶対に喜んでくれる。

 

Gacktさん始め有名人のチャンネルはコレが出来ない。出演者と視聴者の距離が遠すぎる。

しかし、一般人である僕らのチャンネル、しかもまだ登録者50人の小さなコミュニティでは視聴者との距離はめちゃくちゃ近い。ここがいい。

 

テレビにいきなり地元や知人が出てきたら何か嬉しくないですか?あれに似てる。

 

個人のYouTubeチャンネルは視聴者との距離が超近いテレビ番組。動画の中は見たことある顔、行った事のある場所。

 

チャンネル登録数や再生回数は関係ない。

少ないチャンネル登録者、再生回数でもその数字の質が高ければ100万人よりずっと価値がある。

 

つまり、有名人のチャンネルと一般人のチャンネルの違いは分母の強さにある。

 

 

これはガストとプティルッソでも同じ事が言えるわけで、お客さんの分母数はガストの方が圧倒的に多いけど、プティルッソ始め個人店は数ではなく分母の強さで勝負すればいい。

 

 

なのでGacktまで来たらもう一般人には勝ち目ねえよ…と思うことは

 

となりにガスト出来ちゃったよもうプティルッソに勝ち目ないよ…と言ってるのと同じ。

 

となりにガストが出来ようが強い分母さえ持っていればプティルッソは潰れない。むしろ人が集まり知ってもらえる機会が増える。つまりチャンス。

 

YouTubeも同じです。

 

 

既存のファンにむけて発信しよう!

 

 

おわり。