お疲れ様です。
今日はとても忙しい一日でした。
ランチは予約で満席。今日のスタッフは主婦スタッフの福井さんといくさん(嫁)なのでホールは心配いりません。問題は僕がスムーズに回せるか…です。
さあランチ開始!やはり思っていた以上に忙しく、テンパる僕。
早く出さなきゃ!と焦る気持ちを抑えながら、〝大丈夫、できる。大丈夫〟と誰にも聞こえないようにブツブツ呟きながらやりました。
やはり焦ると味がブレてしまうので、いかに冷静に落ちついて作れるか?が肝心です。
でもオーダーが重なるとやっぱり焦ります。どんな事態にも対処できるように余裕を持った準備は大切だといつも思います。
ランチは3500円のコースが入った事もあり、今月1番の売り上げ!よかった!
さあ休む間もなく、そのまま仕込み&夜の準備です。今晩から団体さんのご予約がたくさん入っております。5000円の飲み放題つきパーティープランが人気です。
ところで僕は飲み放題を初めに考えた人ってかなりすごいと思うのです。今では当たり前のシシタムですが一体誰が始めたのでしょうか?飲み放題システムってお店とお客さん両方が得をする仕組みになっていますよね。
お店側視点から見ると、飲み放題で〝元をとられる〟ことはまずないのです。原価の話になってしまうので少し言いづらいですが、例えばカクテルの原価は正直とても安いです。
カシスオレンジを例にあげましょう。
カシスオレンジはカシスのリキュールとオレンジジュースを混ぜて作るカクテルで、とっても美味しくて人気です。
このカシスオレンジの原価はいくらになるのでしょうか??
カシスのリキュールは飲み放題で使われるものなら700mlで1500円くらいでしょう。
一回のカクテルに30ml使ったとして、700÷30=約23杯作れる訳ですね。
つまり1500÷23=65円
オレンジジュースが1リットル150円、一回で150mlつかうとして約6杯分。
150÷6=25円
つまりこの場合、カシスオレンジ一杯分の原価は約90円となります。
では1500円の飲み放題で元を取ろうと思った時飲まなければならないカシスオレンジは?
1500÷90=約17杯
なかなか大量に飲まないとダメですね。
つまり原価ベースでもとを取るのはほぼ不可能と言っていいでしょう。一回の飲み会で飲めるお酒の量は平均したら4〜5杯くらいでしょう。
しかし飲み放題はなんだか得した気分になりますよね。
これは〝売値ベース〟では元が取れるからだと思います。
カクテル一杯の売値が500円だとしたら4杯飲めば元が取れます。
しかし〝原価ベース〟で考えると4×90=360円となり1500円の飲み放題なら1140円の利益が出る事になる訳です。(さらにそこから人件費や光熱費、家賃などの支払いがありますが)
まとめると、飲み放題システムはお店側は必ず利益が出せるし、お客さん側も得した気持ちになれるWin-Winシステムなのです。
〝飲み放題〟〝食べ放題〟という響きだけでなんだか嬉しい気持ちになりますよね。
〝焼肉食べ放題〟なんて最強の響きですよね。とっても贅沢な気持ちになります。
しかし原価ベースで考えた時、焼肉食べ放題で元をとるのはやっぱり不可能です。まあ簡単に元を取られていたら店が潰れるので当たり前ですが…〇〇放題は絶対に店側が儲かるようなシステムになっているのです。
でもお客さんには、値段を気にせず好きなものをお腹いっぱい食べれる、飲める。という満足感を提供できます。
儲けつつ、お客さんに喜んでもらえる!素晴らしいことです。皆さん飲み放題の際は思う存分飲んで楽しんでください!プティルッソの飲み放題プランは料理も前菜からパスタ、メイン、デザートまでお楽しみ頂けますので忘年会、新年会、歓送迎会などに是非!!!!!
話が脱線しました。すみません。
今日のディナーのスタッフはあっきー直樹の幼馴染みコンビ。幼馴染みという事もありいつも息はピッタリです。
大人数の飲み放題のご予約がある時はホールスタッフは多めに入れておきます。ドリンク一個一個は簡単でも、オーダーが集中すると結構つくるの大変なんです。
いっそのこと生ビールやカクテルも全部セルフサービスにしたら意外と楽しいかも…
高校生がドリンクバーで遊ぶようなノリでオリジナルカクテルを作ったりできりるし、アルコールの濃さも自分で決められる。生ビールをサーバーから注ぐのも結構楽しい体験だし、、意外といいかも!
有難い事に今日は夜も満席となり一日忙しくさせて頂きました。
誰もいなくなり、静まり返った深夜のお店で営業報告を書いております。
明日は定休日。散髪にいって、コストコで買い物してきまーす。
さあいよいよ年末だ。忙しくなるぜ、、、
今日も一日ありがとうございました!!
おわり。