お疲れ様です。プティルッソのかわせです。
石垣島2日目。とてもいい天気で半袖で過ごせるくらい温かい日差し。
午前中は船に乗って離島へ。自転車で島巡りしました。久しぶりにチャリ乗ったらこわい。
早めにホテルに戻り、昼寝したり、ビーチを散歩したりしてゆっくり過ごしました。
さて、滞在中のホテルで思う事は、やっぱり余裕って大事だなーという事であります。
朝からゆっくりとコーヒーを飲む余裕があるって本当に素晴らしい!贅沢な時間です。
ホテルに泊まっている人達を見ても、皆さんゆったりとしていてセカセカと急いでいる人はいないし、表情も穏やかな感じ。従業員の方への接し方も柔らかい。
これって何でかといえば〝余裕があるから〟だと思います。
ここで言う〝余裕〟とは〝時間〟や〝気持ち〟だと思います。
時間に余裕があるから急ぐ必要もないので、ゆっくりと朝ごはんをたべて、コーヒーを飲んで、従業員の方に〝ありがとう〟って言える。
従業員の方も気持ちの良い接客をされていて、いいホテルだなーと思っています。
というか、こういう空間ってお客さんの〝余裕〟によって作られているなーと思います。
例えばビジネス街のランチタイムの吉野家を想像してみれば分かりやすいです。
休憩中のサラリーマンが昼休みにバタバタと牛丼をかき込んで、足早に店を出て行く。この空間ではゆっくり牛丼を味わいたくてもなかなか難しいかも。食後にゆっくりコーヒーを…とはならないなあ。
つまりビジネス街のランチタイムの吉野家には〝余裕〟とくに〝時間〟や〝気持ち〟に余裕がない人が圧倒的に多い。そうなると、牛丼の提供がちょっと遅れたら怒りだすお客さんもいるだろうし、店員さんがなかなか注文を取りに来なくてイライラするお客さんもいるでしょう。
店員さんに誤って水でも溢された日にはブチギレ確定!店員さん側にも余裕はありません。
今泊まっているホテルのレストランは全く逆。お客さんに余裕があるので、ちょっと待たされようが、水を溢されようがブチギレる人は多分いません。そんなお客さんばかりだと従業員の方も気持ちに余裕をもってサービスが出来るので、必然的にサービスの質も上がる。そこにあるのはとっても良い空間。コーヒーをゆっくりと飲める贅沢な空間。
もちろんビジネス街の吉野家と石垣島のリゾートホテルとでは比較する対象が違いすぎるのは分かってます。
でも、お客さん側のお店へのちょっとした心遣いや店員さんへの一言って、余裕があるから出来る事ですよね。
僕を含めて多くの人は石垣島のリゾートホテルでは余裕があるのに、日常に戻ったビジネス街の吉野家では余裕がないことが多い。
それってやっぱり良くはないですよね。日常的に石垣島のリゾートホテルにいる時の余裕がある事が素晴らしいですよね。そこを目指さないとダメだと思うんです。
みんながビジネス街の吉野家でも、石垣島のリゾートホテルにいる時のような余裕を持って牛丼食べてたら、その吉野家ってとっても贅沢な空間になると思います。従業員の方もきっと笑顔で働いているでしょう。
良い店、良い空間ってお客さんも一緒になって作るものだなーと思っています。
そもそも余裕という時は、裕が余ると書くではありませんか!
〝裕〟つまりお金や時間、幸せな気持ちが余っているんです。余裕のある人は!
だからその余ってるお金や時間を他の人に分けてあげることが出来る。
飲食店で言えば、お客さん側に余裕があればその余裕を従業員さんに分けてあげているって事ですよね。逆のパターンもあり。
そして出来れば双方が余った裕を分け合う。そんな空間が作れたらそのお店は絶対素晴らしいですよね。
そもそもシンプルに余裕のある人ってカッコよくないですか?僕は余裕のある人に憧れるし、そうなりたいと思っています。
石垣島のリゾートホテル滞在中のこの余裕を、滋賀県守山市レストランプティルッソに持って帰ろう。そしてプティルッソが余裕溢れる贅沢な空間となるように頑張ろう。
余裕を持って。
おわり。