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オーナーシェフの河瀬です。

経営者になるためのノート〜一流の経営者に学ぶ〜【読書感想文】

柳井正 著 「経営者になるためのノート」

 

を読んだので感想文を書きます。

 

 

まずはこのノートについて説明を、

 

このノートは〝ユニクロ〟で有名なファーストリテイリングの社長である柳井正さんによって社員の教育用に書かれた門外不出の一冊。

 

もともとは社員に渡すときは、シリアルナンバーをふって、社外秘にしていた超貴重なノートなのです!

 

しかし柳井さんの意向により出版。社会に提供されました。本当に有難い、、、

 

そんな貴重なノート、それはもう読むたびにグサグサと刺されまくってしまいました。

 

柳井さんのビジネスに対する魂をこのノートから感じました!

 

経営者の方はもちろんですが、全ての働く人が読んだ方がいいと思います!!

 

はっきり言って全部の内容が良かったのですが、中でも痺れたところをピックアップして感想文としたいと思います!

 

経営者とは何か?

柳井さんによると経営者とは、一言で言えば

 

〝成果をあげる人〟であり

 

〝成果〟とは、社会やお客様、従業員にした〝約束〟を実現すること。

 

経営者の役割は、この〝約束〟を守ることに固執し、なんとしてもやり遂げることなのです!

 

〝約束〟を考えるにあたって、必要なのは社会における自分たちの存在意義、使命感を考えることである。

 

とあります。

 

僕の場合は、何のためにレストランをやっているのか?どうやったら社会に貢献することが出来るのか?ウチの店の使命とは何か?をよく考えなさい。という事で、その使命を達成するために今何をやるのか?を〝約束する〟

 

その約束を達成し、成果とする。

 

 

会社の使命と、成果が結びついていることが経営の原則なのです!とありました。

 

非常に勉強になります、、!

 

 

さらにとても共感した内容が、

 

〝儲ける事〟についてで、商売人としてしっかり儲ける事が出来ないと、経営者としては失格です。とズバリ書かれています。今の僕には耳が痛い…

 

 

しかし、ただ儲ければいいと言う訳ではなく、「約束した事を成果として実現させたうえで、儲けている」ことが、経営者としての正しい儲ける姿なのです!とあり、これには本当にシビれました!その通りだと思います。

 

儲けるためなら何をやってもいい!みたいな考えでは絶対に儲からないし、例え一時的に儲かったとしても絶対に長くは続かないでしょう。

 

使命に向かっての約束を宣言し、それを達成して成果とする。信頼される会社に成長させる。なおかつ儲ける!

 

これが出来る人の事を〝経営者〟と呼びます!とありました。

 

正直言って、僕は使命なんて考えた事もなかったので、とてもグサリと刺さりました。

 

まずはウチの店の使命を考える。

そして使命を果たすために出来る事を約束として宣言し、それを達成して成果とする!

 

これを意識していこうと思います。

 

 

 

使命感について

柳井さんによると、長い期間社会から認められている会社とは、しっかりとした使命感にもとづいた経営が行われている会社であり、自分本意の経営では会社は長続きしなません。とあり、

 

儲けることや自分のキャリアばかりに関心が向いてしまってはいないか?

 

使命感を、追求できているか?

 

これを客観的に考える事も大切だなと思いました。

 

そして、

何のために商売をしているのか?と聞かれて

 

お客様のため!〟と嘘偽りなく即答できる人こそ真の経営者なのだと感じました。

 

お客様に信頼してもらう事!これがまさに使命であり、そのためには何が出来るのか?を常に自問自答して行動に移していく。

 

お金だけを追いかけると、お金に逃げられる。

 

使命を追いかけると、お金がついてくる。

 

もし会社が見ているものがお金だけであれば、お客様はそれを感じ取って離れてしまう。

 

という事が書いてあったのですが、本当にその通りだなと思い、これからお店を経営するにあたって、意識していこうと思いました。

マジで勉強になります。

 

自己変革を続け、挑戦し続ける!

そしてこの本で1番刺さった内容が、リーダーは誰よりも勝ちたいと強く思うこと。

 

という内容で、

 

勝ちたいと強く願わず、そこそこでいいという会社は潰れます。とずばり!

 

勝ちたい!成長したい!という気持ちがあれば、まだまだ自分は出来ていない!という自覚が出てくる。

 

その自覚は、色々な事を学んでいこう、改善していこう、新しいことをやってみようという気持ちに繋がります。

 

そして挑戦をつづける!

 

リーダーの挑戦がなければ、メンバーの挑戦もありません。とありました。

 

僕もやっぱり生まれたからには挑戦しつづけたい!と思います。では、挑戦し続けるためにはどうすればいいのか?

 

まずは、自分に自分が期待する!とありました。

 

まずは俺なら出来る!という気持ち、これがなければ挑戦し続けることは出来ません。

 

そして、自己変革。

 

自己変革なしに挑戦は不可能です。

 

新しい挑戦には、新しい能力、やり方が必要となるので、日々自分を変えていき、成長方法を考えなければなりません。

 

自分を冷静に客観視して、自己変革を続ける。

 

これを無くして成長はありえません。

 

 

そして、自己管理。

 

いうまでもなく、自己管理ができずに身体を壊していては挑戦もクソもありません。

常に挑戦できるコンディションを作ること。これも経営者としての責任です。

 

失敗を恐れず挑戦し続けるぞ!!

まとめ

かなり意識の高い内容となりました。しかし一流の経営者は当然ながら意識が高いので当たり前です、、、!意識が低い人の会社は潰れます。

 

この本に書いてある事の三分の一も僕は出来ていない。意識を高く持って、少しでも成長出来るように勉強して、挑戦していこう。 

 こんな有益な本を出して下さった柳井さんに感謝します。

経営者になるためのノート ([テキスト])

経営者になるためのノート ([テキスト])

 

そばに置いておいて。 これから何度も読み直していこうと思います。

本当に素晴らしい内容です。