さあ今日はラタトゥイユを作ります。
ラタトゥイユはフランス南部、プロヴァンス地方ニースの家庭料理。映画〝レミーのおいしいレストラン〟で登場した事で知っている方も多いのではないでしょうか?ラタトゥイユをWikipediaで調べてみると面白い事が書いてありました。
ラタトゥイユの語源は「Touiller」(かき混ぜる)「Rata」(軍隊スラングでごった煮)で、1778年に最初に書籍に登場したといわれる。元々軍隊や刑務所で出される料理であったため、日本語におけるいわゆる「臭い飯」と同意語として使われることがあり、まずい料理、粗末な料理の代名詞としてフランス人の口に上ることもあるが、新鮮な野菜で作られたものは「ニース名物」の名に恥じない
ラタトゥイユにはこんな歴史があったのですね。現在よく知られるラタトゥイユはニース風ラタトゥイユでありこのWikipediaに書いてあるものとは違いますが、あくまでも家庭料理であります。難しく考えずに肉じゃがを作る感覚で作っていきましょう!
パプリカとピーマンをこんな感じでカットします。↓
鍋にニンニクのみじん切りとオリーブオイルを入れて香りを出します。↓
タマネギを1センチくらいの角切りにします。ニンニクの香りがでたらタマネギを加えて塩を1つまみ。10分程弱火で炒めます。
ピーマン、パプリカを加えてざっと混ぜ合わせて塩を加えます。塩を加える事で野菜から水分が出てくるのでこの野菜の水分を利用して炒め煮していきます。
弱火にしてフタをします。上のフライパンは重しです。
煮込むと崩れてしまうので、ナスとズッキーニは炒めてから後で加えています。
こんな感じにカットしておきます。ナスは煮崩れる事を想定して少し大きめにカットします。
左がナス、右がズッキーニ
野菜からの水分が出ている。
たまにかき混ぜながら1時間ほど炒め煮します。
一時間たったところ野菜がしんなりしていい香りがします。
↑最後に一度強火にかけて煮詰め旨みを凝縮させます。
ナスをオリーブオイルで炒めていきます。たっぷりのオイルでしてしんなりするまで炒めます。塩をふってしっかり味をつけます。
ナスとオイルは相性が良いです!
ズッキーニも同様に炒めていきます。塩の加減は味見してしっかり美味しい!と感じるくらい。
先程の鍋に加えます。トマトソース、タイム、エルブドプロヴァンスを加えて五分くらい煮込みます。
トマトソースの作り方はこちら↓
トマトソースとハーブを加えて軽く煮込む
出来上がり!鍋のまま自然に冷まして味をなじませます。パンにのせたり、サラダにのせたり、お肉やお魚の付け合わせに使ったり、パスタソースにしたりと何でも使えます。
今回の材料
- パプリカ赤、黄 各3個
- ピーマン 8個
- たまねぎ 1個
- にんにく 一片
- 長茄子 6本
- ズッキーニ 2本
- タイム
- エルブドプロヴァンス
- トマトソース大さじ5杯
ぜひお家でもお試しください。